2015年9月24日
ラグビーと「外国人」
master (2015年9月24日 19:47) | トラックバック(0)連休が終わりました。東京都心は雨がちです。みなさま、いかがおすごしですか。
こんにちは。穎才学院教務です。
昨日、生徒から質問をもらいました。
「どうしてラグビー日本代表には外国人がたくさんいるの?」
なるほど、お答えしましょう。
それは
「ラグビーがイギリスで生まれたスポーツだからだよ。」
ん??
はてなマークが浮かぶのも訳の無いことではありません。もっときちんと説明すると、
「イギリスは200年にわたり世界の覇権国家でした。イギリスの文化は世界を制したわけです。イギリスを母国とする人は、どこへいってもイギリス文化の担い手となることができます。さて、ラグビーはイギリス文化のひとつです。ということは、イギリスを母国とする人は、世界のどこへいってもラグビーの選手になれます。時代がしばらく進んで、ラグビーにおける最先端は、イギリスからニュージーランドやオーストラリア、南アフリカといったイギリスが支配したところに写りました。そうなると、そういったところのラグビー選手はラグビーという文化の最先端です。彼らがかつてイギリス人がそうだったように、世界のどこにいってもラグビーができるようになります。こうして、ニュージーランドや南アフリカの選手が世界中のチームに所属するようになったのです。」
ということですね。
ニュージーランド出身の選手がいまのラグビー日本代表に欠かせないのは、グローバル企業のCEOに英語圏出身の外国人経営者が好んで迎えられるのとよく似ています。
ラグビーというスポーツは、フットボール(=サッカー)というスポーツ以上に、極めて英語グローバルなスポーツであると言えるのです。
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