板橋の塾 穎才学院のブログ 【エイサイブログ】 穎才学院ホームページへ

2010年4月15日

【現代語訳 竹取物語】 かぐや姫の昇天 【第2段】

master (2010年4月15日 21:25) | トラックバック(0)
 天人の中(のひとり)に持たせてある箱がある。一人の天人が言うことには、「壷にあるお薬を召し上がれ。汚い所のものを召し上がったので、ご気分が悪いだろうよ。」と言って、(薬の壷)を持ってそばに寄ると、(かぐや姫は)少しばかり舐めなさって、(薬を)すこし形見にと思って、脱いで残しておく着物に包もうとすると、そこにいる天人が包ませない。天の羽衣を取り出して、(かぐや姫に)着せようとする。そのとき、かぐや姫は「しばらく待ちなさい」と言う。「天の羽衣を着せ(られ)た人は、心が(地上の人)と違ったものになるのであると言う。ひとこと言い残しておくべきことがある。」と言って、手紙を書く。天人は「遅い。」と待ち遠しがりなさる。かぐや姫は「人の気持ちのわからないようなことを言いなさるな」と言って、非常に静かに、帝にお手紙を差し上げなさる。(その様子は)慌てない様子である。

カテゴリ:

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://eisai.sakura.ne.jp/cgi-bin/mtos/mt-tb.cgi/66

 

Copyright c 2009 穎才学院 All Rights Reserved Powered by geniusweb