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2010年4月14日

【竹取物語 現代語訳】かぐや姫の昇天(1段落)

master (2010年4月14日 15:43) | トラックバック(0)
 竹取の翁が心乱れて泣き伏しているところに近寄って、かぐや姫が言うには、「私も心ならずもこのように(この地を)出て(月に)参上するので、せめて天に上っていくようなことだけでもお見送りください」と言うが、「どうして、悲しいのに見送り申し上げよう。私をどうせよというつもりで見捨てて昇天なさるのか。連れて行きなされよ」と泣き伏してしまうので、(かぐや姫は)お気持ちが乱れる。「手紙を書き置いて参りましょう。恋しく思うような時々に、取り出して御覧になられよ」と言って、泣きながら書いた言葉は、
 
「私が人間の国に生れたのであれば、(お爺様お婆様を)悲しませ申し上げないころまで(一緒にに過ごすべきですが、それまで)お仕えできず去ってお別れすることは、重ね重ねも不本意でございます。脱いで残しておく着物を私の形見と思って御覧ください。月が出でいるような夜には、御覧になってください。(お二人を)見捨て申し上げて参ります空から、落ちてしまいそうな気がする。」と書き置く。

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