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2010年2月25日

【戦国策 現代語訳】蛇足

master (2010年2月25日 18:25) | トラックバック(0)
 楚の国に司祭者がいた。あるとき召使たちに大杯の酒をふるまった。召使たちは相談し合って言うことには、「この酒は何人もで飲めば足りないが、一人で飲むなら余るほどある。地面に蛇の絵を描いて、真っ先に描きあげた者がこの酒を飲もう」と。その中の一人が真っ先に蛇を描きあげた。酒を引きよせて飲もうとした。左手で杯を持ち、右手で蛇に描き加えながら言うことには、「私は蛇の足を描くことができる」と。その足がまだ描き終わらないうちに、もう一人が描いていた蛇が出来上がった。杯を奪い取って言うことには、「蛇には元々足が無い。あなたはどうして蛇の足を描くことができるだろうか。いやできない」と。とうとうその酒を飲んだ。蛇の足を描いたものは、とうとうその酒を失ってしまった。

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